発達障害、アスペルガー、TEACCHの9つの理念の最後の3つ


こんにちは!高垣です。
この記事を読んで頂きありがとうございます。
 
 

発達障害ってどう接していいか難しいですよね。
 
 

そんな発達障害もこんなアイディアでグッと
理解しやすくなります。
 
 

今日は

「発達障害、アスペルガー、TEACCHの9つの理念の最後の3つ」

の卦に関する解説です。

発達障害、アスペルガー症候群など自閉症の人々のスキルを伸ばすと同時に弱点を受け入れる

自閉症に対する最も有効な支援のためのアプローチ。
それは現在の子どもの能力を認識することから得られます。
 
 

有効な支援のためのアプローチを得るために何が大切か。
一つに子供の長所や興味あることに注目すること。
 
 

それは大切ですが、同時に弱点を正確に
受け止めることも必要です。
 
 

子どもは課題に失敗した時には課題が
子供に合っていないのではないか。
 
 

そう考え課題を子供の能力や関心に合ったものに変更する。
加えて構造化の方法を再検討する。
 
 

課題に成功した時はことばや態度などで、
ほめることは当然です。
 
 

一歩踏み込んで、子供はほめられていると、
理解できていることを確認してください。
 
 

少なくとも子供がほめられて喜ぶ方法を、
選択することが大切です。
 
 

触覚過敏があって嫌がる子供の頭をなでたりしないで下さい。
耳をふさぐほどの大声でほめることは逆効果です。
 
 

一般の人々に耐えられることも彼らにとっては
一番の苦痛かも知れません。
 
 

大切なのはあなたがほめることではないのです。
彼らがほめられ喜ぶあることはいうまでもありません。
 
 

現在ある能力に重点を置きましょう。
 
 

達成可能可能なレベルで
課題を設定すること。
 
 

失敗した時に叱ったり罰を与えたりしないで下さい。
 
 

ここで言う課題とは机上の課題だけではありません。
 
 

問題行動のコントロールやコミュニケーションの理解。
広い意味で使用していることです。
 
 

注意してあつかって欲しい問題です。
 
 

達成可能な課題を設定して下さい。
 
 

子供と支援者ポジティブな関係を
持てるように配慮する。
 
 

ポジティブに接することを意識するのは
自閉症の子供にとってだけではありません。
 
 

保護者や教師を接する時でさえも
意識しないといけません。
 
 

TEACCH部のセラピストは保護者に対して、
目標に対してもできるだけポジティブに。
 
 

ポジティブなところを見つけて称賛しようとします。
 
 

アメリカでも日本でも

「 TEACCHプログラムはこどもをほめない」

とか

「TEACCHプログラムはご褒美も与えない」

という批判があるそうです。
 
 

確かにTEACCHプログラムでは子供にとって無理な課題。
そういう課題をご褒美で引きつけてやらせません。
 
 

子供の現在の能力を適正に評価します。
 
 

無理のない課題を設定するのでご褒美が
必要ないことが多いのです。
 
 

課題が

「できた」

という達成感そのものが動機づけになります。
 
 

しかし課題ができたり子供がんばった時は

「よくやったね」

とほめるのはTEACCH部のセラピストに
とって当然のことです。
 
 

子供にも親にも教師にもポジティブに接することは
TEACCHプログラムの基本中の基本です。
 
 

メジボフ教授は

「TEACCHのコアバリュー(基本的価値観)の
 一つ。相互に敬意を払って好意を持つことである」

と言っています。
 
 

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発達障害、アスペルガー症候群の人々に対して、TEACCHは自閉症者に対する全体的(ホリスティック)な見方を重視する

最近は日本でもそうだがアメリカでは他職種の専門家がいます。
 
 

小児科、精神科医、教師ケースワーカー言語療法士、作業療法士。
行動療法家、家族療法家、ダイエット専門家といった専門家です。
 
 

それぞれの専門家が自分の見地から支援の方法を考えると
誤解が生じやすいのです。
 
 

つまり全体的(ホリスティック)な視点が欠如しがちです。
 
 

介入すべき専門家を誰が決めるのかということも
曖昧になりがちです。
 
 

自分の専門分野を持つことは当然です。
 
 

専門的な視点から、子どもを支援することは大切です。
 
 

しかしスペシャリストであると同時に、その子供を全体として理解する。
ジェネラリストである必要があります。
 
 

例えば言語療法士が言葉の指導だけで、
行動療法士の専門は行動修正だけで。
 
 

医師が薬物療法だけで考えるといった事では
支援はうまくいかないのです。
 
 

TEACCH部のセラピストはバックグラウンドはさまざまです。
 
 

心理学者であることが多いが、教師、言語療法士などの
資格を持つ人もいます。
 
 

しかし、実際に子どもを支援する場合には、
自分の専門分野にとらわれてはいけません。
 
 

子供の全体像を掴んで支援することが大切になります。
 
 


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発達障害、アスペルガー、自閉症者の生涯にわたるコミュニティーに基礎を置いたサービス(まとめ)

現在のところ自閉症を治癒に導く療法はありません。
自閉症は生涯にわたる障害です。
 
 

どこかで集中的にして治療すれば治るというものではありません。
ですから支援も生涯にわたって必要であるという前提に立っています。
 
 

これだけ地域ぐるみで、順序立てた支援の
方法はうらやましいですね。
 
 

生涯にわたる障害であることも理解されていますね。
 
 

アメリカの博士がこれだけ発達障害、アスペルガー、自閉症者を
深く理解されていた。
 
 

このTEACCHが完璧でもなく、批判があるにしても、
素晴らしい成果だと思いました。
 
 

それでは、いかがでしたか?
発達障害、アスペルガー、TEACCHの9つの理念の最後の3つ
についてのまとました。
にぜひご参考にしてみて下さい
 
 

最後まで、
読んでいただき
ありがとうございました。

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