この記事を読んで頂きありがとうございます。
こんにちは!みんな家にいましょう、高垣です。
今日は
「紳助さんは天才的な島田洋七さんと出会う、その環境を十分に生かす力」
について私なりの感想を書いてみたいと思います。
目次
紳助さんは天才的な島田洋七さんと出会う、独特な視点を駆使して周囲から学ぶ
紳助さんは、何かを作るときって効率的にパクっていきます。
紳助さんは怠け者ではないと思います。
そんな紳助さんもこんな何かを学ぶとき真似ることが大切だと
グッと理解しやすくなります。
僕は洋七さんを見てこの世界に入りました。
初めて見たときこの人は凄いと思いましたね。
今でも思ってますけれども。
そして
「この人を倒すためにこの世界に入るという希望の
大学を辞めてお笑いの世界に入ったんです」
まずどこに行ったらわからないから洋七さんの師匠を調べて
同じ師匠のところに入門して。
僕が努力して走り続けたらいつ戦えるんじゃないかと思ったんです。
だからずっと一緒にいました。
いつも洋七さんの一挙一動に目を光らせていました。
「ぱくったろ!」
と思って。
「どうしてんねやろ?どういうシステムなんやろ?はくったろ」
って。
なぜシステムをぱくったろもと思ったかといったら・・・。
これ洋七さんが聞いたら怒るかもしれないけれども
絶対勝てると思ったんですね。
なぜなら洋七さんは面白い。
面白いけど欠点がある。
紳助さんは天才的な島田洋七さんと出会う、洋七さんのシステムを見抜く
僕はそれを見抜いてしまったんです。
洋七さんはセンスも才能もあります。
B&Bのネタは、今、NGK(なんばクランド花月)に出たってウケます。
同じことを三十年前からやってるんですよ。
それが受けるなんておかしい。
普通はありえない。
では、どうしてウケるのか
?
それはネタが面白いから。
B&Bを見るとみんなネタが面白いと思うから洋七さんが
面白いとは思わないんです。
これが欠点。
タレントはネタが面白くてもダメ。
人が面白いと思われないといけないんです。
シンガーと一緒。
シンガーも十年歌っていい曲に出会えるなんて
2曲ぐらい。
我々漫才師もいいネタに合うなんて、何年かに1回。
絶えず良いネタができたらいいけど、それは無理ですよ。
それから洋七さんの漫才のことをめちゃくちゃ知ってるんですよ。
紳助さんは天才的な島田洋七さんと出会う、名人は観なくても工程が分かる
十数年位前かな、朝日放送で漫才ブームのメンバーが
集まって同窓会をやった。
ぼんちおさむさんが何年かぶりにザ・ボンチとして漫才を
やって、B&Bさんもやって。
そこでそこにはまだ元気だった竜介もいました。
そしたら誰かが、
「紳・竜もおるんやからやったらいいやん」
とツッコんだんです。
そしたら洋七さんが
「あほうか出来るかい、こいつらがもう一回始めようと思ったら
一年はかかるわ。あんな細かい漫才」
って。
その瞬間、先輩に対して失礼だけど
「こいつやるな」
って思ったね。
と語ります。
「ようわかってるな」
って。
竜介とやっていた漫才は、一見アドリブ風だけど、
実は、一切アドリブがなかったんです。
もうどんなに、細かいちっちゃな言葉はまできちんと決めて
やってました。
本当に
「て、に、を、は」
レベルまで
、「違う、もういっぺん」
「違う、もういっぺん」
で練習して舞台を降りたら
「ちょっと、あそこの『て』を『に』に変えてやってみて」
「あっ、違うな」
「あっ、それや」
とか
そんなことを延々とやっていたんです。
洋七さんは僕らが練習しているのを見たことも無いのに僕らがどれだけ
細かいことにこだわってどれだけ時間をかけてやっているのか。
分かっていた。
だから
「アホかこいつらはお前らみたいな雑談の漫才とは違うねん」
と言ったとき、
「ああ、やっぱこの人凄いな」
って思ったんです。
正直に言うけどこの世界の漫才師で今でも尊敬しているのB&Bの洋七さん。
本当なら漫才を教えてもらうのはあの人がいいでしょう。
あの人が一番漫才をわかっていますから。
後はカウス・ボタンさんと阪神・巨人。
僕はテレビのタレントになったけどあの人たちは舞台で漫才一筋。紳竜と違って
カウス・ボタンさんも阪神・巨人も五年かけて上手くなったんじゃないんです。
一年目からうまかった。
あの人たちは漫才の天才です。
紳助さんが語っていることは2021年から言えば二十五年、四半世紀前に、
語っている事ですがいかに本質を見抜いているか分かります。
事実、紳助さんが引退する直前は番組を作る側としてもヒットメーカーと
しても有名で今の芸能界でも活躍している方は沢山いますね。
最後に
若い時の紳助さんは島田洋七さんという天才漫才師のそばにいて、
ドンドンいろいろと素人取り組みます。
大御所といわれる人にも若手の時代がありそこで何を学ぶのか?
誰にでも何時でも考えるより行動の大切さを感じます。
それでは、いかがでしたか?
紳助さんは天才的な島田洋七さんと出会う、その環境を十分に生かす力
についてのまとました。
にぜひご参考にしてみて下さい 。