易占いの水火既済の卦の意味、恋愛、結婚の解釈とは?完成型は最終形?


こんにちは!高垣です。
この記事を読んで頂きありがとうございます。

今日は

「易占いの水火既済の卦の意味、恋愛、結婚の解釈とは?完成型は最終形?」

について私なりの感想を書いてみたいと思います。

易占いの水火既済の卦の意味、恋愛、結婚の解釈とは?完成型は最終形?

易占いの水火既済の卦を読むというか判断するときって
一つの完成型というイメージですが最終形の卦ではありません。

そんな水火既済の卦もこんな視点でグッと
理解して判断しやすくなります。

今日は「水火既済」の卦に関する解説です。

功成り名を遂げた人がこの卦のイメージに
なります。

「既済」とはすでになることごとく整うということです。
すべて整った後の整理整頓の時期になります。

ですから現状を固く守ってこれ以上の大事をくわだててはいけません。

ただ、平穏無事の時にはとかく気が緩みがちになり、
とかく油断して間違いを引き起こすものです。

はじめはうまくまとまっていることでも
あとでは手落ちが生じやすいのですから。

十分気を付けて過ごした方が良いですね。

この卦は陰と陽のバランスが変わりばんこでよく整っています。
そういう意味では易経の中で一番正しい形といえる卦です。

しかし、世の中は循環しているものですから、
良いことはいつまでも続くとは言えません。

現状を維持することにも、やはり相応の苦労
があるでしょう。

一応功なり名を遂げた形です。

しかしその事についてそのことにいつまでも
甘えていてはいけません。

甘えていてはいけないと言って新しい計画に手を出したり、
実力に過ぎた野心を起こしたりする時でもないのです。

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易占いの水火既済の卦の意味、恋愛、結婚の解釈とは?悪いイメージの卦ではありません

結婚はまとまりますし相手との仲も良いのです。

最後まで幸せを保つには、お互いに慎み
見守る気持ちが大切なのです。

夫婦としては陰陽が立場を得ていますから、現実面では、
外見も自覚も不足もない組み合わせです。

ただ現状維持せよというのは、維持しがたいという含みが
ありますね。

ですからその点十分気をつけてください。

お互いに気持ち良く満足し合っていながら
不満をぶつけ合っている感じがないでもありません。

それはこの場合両方共になかなか賢いからです。

男性には考える賢さ女性には見る賢さがあるのでご主人が
トリックで騙そうとしても奥さんに見破られてしまうでしょう。

もうこうなると、高等戦術の分野になってきます。

恋人とか未婚者の場合にはもう説明の必要がなさそうです。
全部整っているのにあなたは何をもたもたしているのですか。

早く正式に家庭をお持ちなさい。

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易占いの水火既済の卦の意味、恋愛、結婚の解釈とは?本質的な終焉とはじまり

「水火既済」という卦は、事の完成を意味する卦です。

卦の形も陰と陽の位置が易経の教えにすべて完全に理想的な
位置に配置されています。

6カ所がすべての理想を実現を実現しているのです。

事柄が完成するということは、物事が崩壊したり
破壊されることが前提になっています。

すべての命あるものは変化をしますし、完成の次は崩壊
なのですから。

完成した瞬間から過去のものになります。
すでに完成したものを大変な行為に巻き込むことに。

原典にあるのは、

『初めは吉にして終りには乱る」

事を完成したすぐ後は、初めのうちは、新鮮さや情熱があります。
しかし、段々その気持ちが薄れてしまいがち。

考え方がいい加減になり、物事の扱いが、いい加減に
なってしまうことを戒めている卦となっています。

事の完成を強く説明されがちな卦では、ありますね。
でもやはり完成を喜ぶのは、結構な事です。

新たな目的を見つけて欲しいというのがこの卦のメッセージでも
あると考えられる卦です。

一つの事の完成は、それがその事柄のピークです。

後には難問が山積ということになってきます。

それならば、あらかじめ次のことに対して準備をして
おかなければいけなくなってくるでしょう。

あくまでこの卦がいう「完成」とは一つの事柄の「完成」です。
しかし、人生は続くわけです。

だからこそ、新しい目標を持つべきなのです。

最後に

この水火既済の卦は易経の六十四卦の六十三卦目に置かれていて
完成型の卦が最後に置かれずこの卦から変化した卦で終わります。

中国の思想の深さを感じさせられますが水火既済の卦は
悪い卦ではありませんがすでに完成された状態です。

現状維持を心がけて下さい。

それでは、いかがでしたか?
易占いの水火既済の卦の意味、恋愛、結婚の解釈とは?完成型は最終形?
についてのまとました。
にぜひご参考にしてみて下さい 。

最後まで、
読んでいただき
ありがとうございました。

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