こんにちは！高垣です。
この記事を読んで頂きありがとうございます。
今日は「地山謙」の卦に関する解説です。
あなたは実直で真面目な方ですね。秋の田の
黄金色の稲穂が重そうにこうべを垂れています。
もう取り入れを待つばかりです。
「実るほど首を垂れる稲穂かな」
というように、内容が充実している人ほど、
その態度は謙虚です。それは自己の充実した
人々に分ち与えるためにです。
六十四卦は、流れがあり地山謙は秋の卦
「謙」とはへりくだるということです。謙遜、謙虚と
いうことです。謙譲の美徳というようという言葉が
ありますようにこの卦の時には道徳礼節を尊ぶことが
すべての根本になります。
この卦の原文には「山の高きを持って地の低きにくだる」
という言葉があります。これは身分の高い人がへりくだる
ことはと徳のもとであり、礼のはじめだという意味もあり
ます。
しかし、「謙」の持つ本当の意味は自分の持つの有り余って
いる物を人に分け与えるということなのです。例えていえば、
高い山の土を運んできて低い土地を埋め立てして地らしをする
ようなものです。
地山謙は秋の卦だから謙虚にいるべき
ですから、実際面で言えば、自分に才能があっても余計な
手出しをしてはならない時です。自分だけ欲張っては
いけません。しかしこの卦には大きな欠陥があります。
形を見ると一つの「陽」を五つの「陰」がかこみ、一人の
男性が多くの女性に取り囲まれています。「小さい
飲み屋の赤ちょうちん」とか今はなくなりましたが歓楽街
などのイメージですね。
想像なされば良いでしょう。まじめではあるのですが
女性関係だけはあまり感心いたしません。特に性病に
気をつけてください。
占例として、本から引きますと先生数年前にのある日
一人の奥さんが訪ねておいでになったそうです。
初めてのお客さんですが四十手前の気さくなお方で、向こう
からかなり人間も使って手広く商売をしていることを話
されるのです。話の様子では特別な心配や悩みお持ちの
ようにも見えません。
しかし、よくある注意してみると 少し充血していました。
「先、生私は、どこのお医者さん日本にいてもらっても
この目が良くならないのです。一体どこのお医者さんに
言ったら治るのでしょうか？」
私には、はっきりとした思い当たるところはすで、
にありましたが黙って聞いていました。
これは男性が女性に囲まれている形です。
地山謙という謙虚ではあるけれど女性関係の甘い卦
「奥様これは質問ですけれども、ご主人はたまにあちらもう遊びはまさいますか？」
「いえ、とんでもございません家の人に限ってそんな場所に行くようなことは
いたしません」
奥様がこう信じてしているからこそ、家庭を多くなのですね。
「でも奥様私にはその話が信用出来かねるのです。どうか、お家へ
お帰りになってご主人にもう一度お確かめください。そうなさらないと
あなたがどんなに養生なさってもその女は治りませんよ」
「ただご主人を完全にお直しになれば奥さんも元は簡単に治るのです。
でもあなたのお世辞にも真面目で実直な方です。今は
もう行ったなっておられないでしょう」
「昔の古傷のせいかもしれませんから。じんわりと怒らずに病気を
治すという店でお聞きなさいまし」
この翌日、このご主人と同伴でおいでになりました。「
「先生に言われてみれば思い当たることものないではでは
ないと申しております」
「内地では覚えがないがに戦争中に外地では何度か慰安所通いしたそうです。
でもその後何の兆候も現れませんから自分では治ったつもりでおったの
ですが・・・」
占例は今の物は使えませんので非常に古いものになってしまいます。
私の先生は、思わず笑くことではないけれど思わず笑ってしまいました。
といわれるようなこともよくありましたね
それでは、以上で
地山謙という卦は謙虚さを表す秋の稲穂
についてのまとました。
最後まで、
読んでいただき
ありがとうございました。
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