紳助さんが得たもの。5年間でつかんだ成功と孤独を支えた竜介さん


こんにちは!みんな家にいましょう、高垣です。
この記事を読んで頂きありがとうございます。

今日は

「紳助さんが得たもの。5年間でつかんだ成功と孤独を支えた竜介さん」

について私なりの感想を書いてみたいと思います。

紳助さんが得たもの。コンビでつかんだ成功と挫折

紳助さんが、紳竜という自分が作って世間を沸かせるまで
頑張って来たコンビが終わるときってこんな感じなのか?

と感じながら怒りと焦りを感じていたようです。
ただ、竜介さんは紳助さんが感じたことを理解して付き合った。

そんな紳助さんの気持ちもこんな相方がいたことでグッと
心が軽くなります。

紳助さん自身もそれに気づいたのは途中からだったようです。

紳助さんはこう語り続けます。

「紳助は終わったんだ」

ということは伝えても誰も分かってくれなかった。

でも本当は分かっていてくくれた人間がいたんです。

それが竜介さんだったそうですね。
紳助さんはそれが嬉しかったようです。

紳助さんの漫才がスピードをいずれを失っていく。

紳助さんだけはそれに気づいています。

スポンサーリンク

紳助さんが得たもの、感じた。ダウンタウンが感じさせる次の時代

ところがその時正にダウンタウンの漫才は4ビート(スピードにこだわらない)、
といって古いわけではなくネタの中身は僕たちの漫才と同じ。

紳助さんの漫才のように若い人に向けたものでした。

でしたが、完全に完成型まで洗練されていました。

紳竜とダウンタウンの二組は同じターゲット層にそれを違うリズムで漫才を
やっていこうとしていたんです。

「負ける」

とこの時点で気づいていた。

周囲の人は全然理解してくれないようでした。

たった一人理解してくれる人間がいた。
それが竜介さんだった。

それは紳助さんからすれば嬉しかったようです。

そして紳助さんは続けて行きます。

それから半年後、僕は竜介にいいました。

「わかってるやろ?もう終わりや」

竜介は黙ってうなずいた。

でも、僕は続けた。

「ただ、もう半年間だけやってみよう」

僕は紳竜の全盛期150キロの球を投げていたと思います。

でも五年間続けていく中で僕の力が尽きた後、ネタの力も尽き、
球は130キロ位になってしまいました。

今は、まだお客さんの目にはかつて150キロの残像が残っている。
かつての150キロの残像が残っている。

しかしそれも時間の問題だ。

スピードもこれからどんどん落ちていくだろう。

そうなる前に解散したほうがいい。

だけどもう一回だけ最後の悪あがきをしたい。

紳竜が復活するための方法が一つだけある。

「それはお前や竜介」

スポンサーリンク

紳助さんが得たもの。相方竜介さんが前に出て新しい形のコンビ

次は竜介が投げていこう。

剛速球じゃなくて変化球で勝負しよう。

紳竜は全く違うピッチャーとして生まれ変わるんだ。
このパターンでもう半年間やってみよう。

そういう話になったんです。

それで久しぶりに稽古を始めて、舞台でやってみたけど、
まぁ、結局のところできませんでした。

別に

「できへんかったな」

と言葉もなく。

二人とも痛いほどわかっているから。

負ける戦はしないことを信条にしていた紳助さん。

でも、その後いろいろあってなかなか解散させてもらえなかったんです。

僕は

「いつやめようか」

そればっかり考えていました。

その頃開校したばかりのNSCに授業をしに行ったんです。

講義をした後、生徒たちに三十秒ずつネタをやってもらいました。

僕はたこ焼きを食べながらで感じが悪かったらしい。

それはそうだ。

どれも話ならなかったから。

でも一組だけ、

「おっ」

て思うコンビがいてたこ焼きを食べる手が止まった。
それがダウンタウンでした。

「おっ」

と思ったのは彼らの漫才のテンポが遅かったから。

僕たちはそれまで漫才が4ビートだとしたら、

「そんなんは古いねん。俺たちは8ビートでやろう」

と言って漫才のテンポを早くした。

それを偶然、同時にやったのが紳竜、B&Bとツービート。
そして、そのスタイルはいつの主流になっていったんです。

この後、新しいスタイル、システムを偶然作ったのかすべて
織り込み済みだったのか。

次の時代の寵児となっていくダウンタウンと出会うのですが、
後輩だとか何だとか関係なく紳助さんは若い松本さんに聞く。

次の時代を作るはずのダウンタウンも暗中模索だったようで、
松本さんは、

紳助さんが

「あれでいけると思てるの」

と聴いても

若い時分の松本さんは、

「いけると思ってるんですが・・・」

と控えめに答えた時に自分にはできないけれど新しい
スタイル・システムが出来上がっている。

と感じて時代が自分達を追い越していく孤独の中に身を置くはめに
なって一目散に逃げだしたいような気持ちだったかも知れません。

最後に

紳助さんは竜介さんという愛方を得て圧倒的に成功していきます。
そのコンビのスタイルが時代に追い越されることになり苦しむことに。

それでも、相方の竜介さんが紳助さんのスタイルも精神も支えていた
紳助さんは才能もあり努力もした、そして何より人に恵まれた。

私はそう感じました。

皆さんはどう感じますか?

それでは、いかがでしたか?
紳助さんが得たもの。5年間でつかんだ成功と孤独を支えた竜介さん
についてのまとました。
にぜひご参考にしてみて下さい 。

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました