紳助さんの持つ常識的な感覚、常識的な感覚が生み出す圧倒的な非常識


こんにちは!みんな家にいましょう、高垣です。
この記事を読んで頂きありがとうございます。

今日は

「紳助さんの持つ常識的な感覚、常識的な感覚が生み出す圧倒的な非常識」

について私なりの感想を書いてみたいと思います。

紳助さんの持つ常識的な感覚、紳助さんが教えるテレビでの売れる話術

紳助さんが教えてくれるテレビで人の話し方を教えてくれる経験って
今となっては希少ですよね。

そんな紳助さんが教えてくれるテレビで人の話し方もこんな感覚でグッと
受け入れやすくなります。

生徒に向けてテレビで話で人の心を掴もうと思ったら、

1、全体を知らなくてもいい。細部を熱く語るというトリックを使うこと。

2、相手を否定するテクニックを持っておくこと

を紳助さんは野球を例にとってを説明してくれます。

野球の話をするならテーマをどう決めるか?

東京なら

「藤本」

大坂で、

「赤松」

の事を語ってみて下さい。

と具体的な選手の名を挙げて教えてくれるんです。

そうしたら聞き手は

「なんで?」

と疑問を持ち、その疑問は興味に変わる。

でも、

大阪で

「赤松」

を語ったとしても、

なんやお前、赤松のことは熱く語んのに、阪神のことは
全然知らんやんけ」

という話なるかも知れない。
いや、なったとしましょう。

スポンサーリンク

紳助さんの持つ常識的な感覚、相手の言葉を圧倒的に封殺するという技術

そしたら

「阪神には興味ない。俺は赤松に興味があんねや。奴が売れたら俺も俺も売れんねや。
 なんかダブねや」

みたいなこと言ってまた赤松に話を持っていけばいいんです。

これで、その場にいる人、テレビを見ている人には、

「野球に詳しくない奴」

には見えないででしょう。

本当は詳しくなくても。

そりゃあ、一時間もしゃべったらバレますよ。

でも残念ながらテレビの世界と言うのは一人の人間に一時間もしゃべらせてくれません。
この世界は一人の時間に与えられる時間は最大三十秒。

それを超えたら誰も聞いてくれない。

どんな面白い話でも三十秒超えたらスベっているのと同じ。

人は三十秒以上集中できませんから。

例えば音楽でもそうです。

いっこだけ強いもの作る。
全部を聞く必要は無い。

僕は若い時リーゼントしてたでしょう。
一見暴走族風だったからやたらロックに詳しいと思われていた。

でもロックなんて聞いたことがありませんでした。
そのギャップから生まれる笑いもあります。

「誰誰好きやねん」

「かぐや姫や!」

「お前ヤンキーが何フォーク熱く語っとんねん」

そうやって話が膨らむ。

かぐや姫を熱く語るんです。

洋楽の話になったら

「全然興味ない」

とさっき言った否定のテクニックですね。

相手は

「当然なんでや?」

と言ってくる。

「全然興味ない言うたら聞いてへんねやないかい。聴けや」

とか

「実はわからへんねやろ」

とか。

そこで違うと返すんです。

「日本人と言うのは、端唄・長唄・都々逸や。要するに詩や。日本民族と言うのは詩を聞いて”粋やな”
”イケてんな”、”シブいな”という評価をしてきた人間や。

一方、向こうの人間っちゅうのはのリズム志向やねん。太鼓をドンドンドン叩いてみんな高揚して行かはるやんか。
そういう文化の違いがある。俺たちは根っからバリバリ日本人や。そんな人間が外国のロックを聞いて、

リズム取ったって、高揚世えへん。

なら日本の現代の端唄・長唄・都々逸は何か?それはフォークソングや。フォークソングは詩を聞かせるものや。

詩を聴いて”ええなあ、シビれるなぁ”と思うねや。俺は日本人なんや。ロックを聴いてるお前らこそバッタモンの
外人なんや」

そうやって相手を攻撃することによって自分を正当化する。
本当はただロックを知らないだけなんだけど。

それなのに相手は納得してしまう。

スポンサーリンク

紳助さんの持つ常識的な感覚、冷静に破綻を構築する常識的な感覚

目の前の屁理屈に騙されてその奥の無知に目がいかない。不思議なものです。

後はこの詳しい一分野が一ヵ所を増やしていったらいいだけ。

そりゃ三百年ぐらい生きられるんだったらいろんなことを勉強するけどね。
残念ながら僕たちはすぐに死んでしまう。

それにそんなことしてたらいつまでたっても売れないですよ。

僕たちは賢くなる必要ない。

「賢いんちゃうかな?」

って思われたらそれでいいんです。

紳助さんはものすごく醒めているどれだけ無理筋の話をしているかのように
観えてもものすごく練れた話のネタを選び、話を構成されているんです。

このすごく常識がなければ、圧倒的な非常識にはなれないんだと思いますね。

最後に

紳助さんがテレビで受けるための話し方って考えさせられます。

相手の注目を集めるために感覚を微妙にずらす必要があります。
ずらすためには常識や正解をきっちり知らなければ真逆を表現できません。

それでは、いかがでしたか?
紳助さんの持つ常識的な感覚、常識的な感覚が生み出す圧倒的な非常識
についてのまとました。
にぜひご参考にしてみて下さい 。

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました