こんにちは!みんな家にいましょう、高垣です。
この記事を読んで頂きありがとうございます。
今日は
「島田紳助から学ぶ。勝つための戦略、あなたは技術派、感情派、どっち?」
について私なりの感想を書いてみたいと思います。
目次
島田紳助から学ぶ。勝つための戦略、
島田紳助から学ぶ。勝つための戦略、あなた自身を知るために他人を観察する
あなたがあなた自身を知りたいと思ったときってまずは他人を
よく観察するとおぼろげながらわかってくるものですよね。
そんな理解しにくいあなた自身もこんな視点で他人を知ることでグッと
あなた自身を理解しやすくなります。
紳助さんは「技術派」の「感情派」の違いを大きいものと、
考えている様です。
漫才というのは一人ではできない。
これは漫才だけにいえる話ではないですよね。
会社員でも、スポーツ選手、どんな仕事にでもいえる。
今いった「X+Y」の公式を成立させられるかどうかも相方です。
そしてすごく相方と友達は別です。
「こいつはすごくいいやつで」
とかそんなの関係ありません。
あなたがやりたかった漫才に必要な相方を探さなければならない。
僕の場合はどうなったか?
島田紳助から学ぶ。勝つための戦略、戦略は努力がなければ意味のない
漫才時代の相方だった竜介の話をします。
こういう風にして紳助さんの相方の話が語られます
竜介は確かにうまくはなかった。
でもあいつは努力家でした。
僕はネタは僕が作っていました。
舞台が終わって家に帰って夜中ヘトヘトだけど新しいネタを、
考えなくちゃいけない。
「今頃竜介は呑みに行ってるんだろうなぁ」
と考えてはイライラしていました。
次の日、新しいネタを2人で稽古しているとあいつは決まって同じところ
ばっかりでばかり間違える。
仕方がないからその日は解散。
そして次の日稽古すると今度はできている。
「あっ、こいつもう家で練習してんだなひとりで」
と思いました。
コンビはそれぞれの時間、それぞれの時間努力をしなくちゃいけないんですね。
竜介にいつも言っていたのは
「俺らは下手やで、」
って
「そら、やすきよ(横山やすし、西川きよし)はうまい。(オール)阪神・巨人もうまいわ
何でが言ったら言葉の説得力が違う」
「昨日、心斎橋で一何円を落ちててん」
、と西川きよしさんが言ったりオール巨人がいったらお客さんは
「へぇ、落ちてたんや」
と思う。
でも僕らみたいな当時何もない若造2人が言っても
「所詮ネタや」
と思われてしまうんです。
いわゆるネタフリとして圧倒的に弱い。
お客さんが信じていないんだから。
信じていないネタフリにオチをつけてもお笑いは起きないに決まっている。
じゃあどうしたら信じてくれるのか?
それは必死にやるしかないでしょう。
必死bで伝えるんです。
こっちが
「ほんまや!ほんまに拾たんや!」
と一生懸命必死で異常なくらい必死にいって、
「いやわかったわかった。もう信用したがな」
と相方がそういう時にはお客さんもそう思っているものです。
そんな話をよくしていました。
後はその必死さに、リアリティーのあるひと言をプラスするんです。
「昨日歩いててん、そしたら一万円落ちててん。あれ、オバハンが
水まきおってんやろな。一万円が道にピッターとひっついててんけど・・・」
みたいなね、そういう
「犯人しか知らない事実」
があれば人は信用するんです。
そういう風に、僕たちがやろうとしていたのは「技術」よりも
「感情」で伝える漫才です。
「技術派」と「感情派」。
島田紳助から学ぶ。勝つための戦略、立てるかよりも恫喝かという思考
やすきよや阪神・巨人は技術派。あの人たちはの漫才は天才。
でも僕と竜介は天才ではなかった。
だから「感情」で勝負しかなかったんです。
今でもM-1の審査員をやっていると大体その2つに分けられるなと思います。
元漫才師としては「技術派」は笑うよりも前に感心してしまう。
どんなにお客さんの爆笑を取っていても、
「へーうまいなー」
って。
一方で「感情派」はこっちは審査員ということを忘れてお客さんと
一緒に笑ってしまうんです。
どっちが良い、悪いではないけれど。
ただし、感情でやる漫才は長続きしません。
僕も初舞台に立つための勉強をしていた時から竜介には言っていました。
「竜介、絶対これで売れんねや。絶対いけると思うねん。でも一個だけ欠点がある。
これはずっとできへん漫才や。持って最大10年や。10年以内に解散せなあかん。
だからそれまでお互いのその後のために頑張ろうな」
結局は8年で解散しました。
実際は五年目で終わっていたんですが竜介とコンビを組んで八年間の
間一度も喧嘩しませんでした。
解散してからも仲よかったんですね。
あいつは死んだ後になって余計耳に入るんですがあいつは僕の自慢話を影で
してくれていたらしいんです。
「島田紳助のファン第一号は俺や」
って。
奥さんにもそう言ってくれてたらしいしくうちの弟子にもいつも、僕がいない
ところで会うと言ってたらしい。
「オイ、ちゃんとやってるか?お前、よう聞けよ。あいつ天才やからな」
って。
さっき言ってたみたいに僕の場合、舞台でも十回のうち一回か二回しか本気出さないでしょう?
それに対してあいつは全部本気でやるんです。
あいつは一生懸命やってるのに僕は適当。
それでもあいつは舞台が終わってから
「相方、ちゃんとやろうや、声出せや」
とか
「おい、一分で漫才止めたらいかんやろ」
とか一切入りませんでした。
「こいつの中では何か考えがあってやってんねやろな。こいつちょっと芸術家みたいに
」頭おかしいところがあるからな」
って思ってたんでしょうね。
そういうふうに僕のやることに信じてついてきてくれたのが嬉しかったですね
最後に
紳助さんは、必要な相方でなければ意味がないと書いてはいるものの、
最後は竜介さんの努力家な面に感謝していましたね。
必要な相方は必要な能力を持っている人間でははあるものの必要な
能力の中には誠実であることや努力が出来るように観えますね。
それでは、いかがでしたか?
島田紳助から学ぶ。勝つための戦略、あなたは技術派、感情派、どっち?
についてのまとました。
にぜひご参考にしてみて下さい 。