スリップした運転をしてる車をコントロール出来ない時、子供たちは?


こんにちは!高垣です。
この記事を読んで頂きありがとうございます。

今日は

「スリップした運転をしてる車をコントロール出来ない時、子供たちは?」

について伺った話を書いてみたいと思います。

スリップした運転をしてる車をコントロール出来ない時、後悔します

子供がとんでもない事態に陥ったときでも案外無邪気ですよね。
そんな事態もこんな考え方ででグッとためになる教訓になります。

温暖な気候と思われがちな和歌山の冬のある日出来事です。
雪の坂道で車立ち往生したというお話です

たったの数分間の出来事でしたが

「生きた心地がしない」

という言葉の意味がわかりました。

自然の力には敵わないと頭ではわかっていても、軽く考えて
後悔する事も多いです。

気を付けると防げる事故もたくさんあります。

あなたも車の運転、雪道にはお気を付けください。

和歌山県はミカン生産量全国1位、本州最南端である潮岬が
ある事から、温暖な気候と思っている方が多いと思います。

私が住んでいる場所の標高600mほどの地域に私は住んでいます。

70%以上が山林の和歌山県の中で、冬の間は車のタイヤも
スタッドレスタイヤに取り換えるくらいに寒い場所です。

スリップした運転をしてる車をコントロール出来ない時、突然きます

地球温暖化の為か、近年では雪も少なくなってきましたが、
2年前はよく雪が降った年でした。

3月も半ばのある休日、子供の担任だった先生が出産した為、
プレゼントを届ける事になりました

数日前に雪が降り、辺りには雪が残っている場所もありました。

主人は留守の為、子供3人を乗せた車を私が運転して先生の
ご自宅に向かうことにしました。

10年前に引っ越して来て以来、雪の日の運転も多かったのですが、今までは
スリップなどの経験をした事もありません。

ただ、チェーンは携帯していませんでした。

先生のご自宅は、少し山道を上った高台のような場所にあり初めて通る道でした。

上り始めてから、その坂道は日陰になっている坂だと気付きましたが、

「まあ大丈夫だろう」

くらいに簡単に考えていたのです。

しかし、雪の下が氷になっていたのです。

中腹に差し掛かり、目線の先には日差しが
差し込むカーブが見えました。

その時、タイヤが空回りし始め、突然車が動かなくなりました。

「あれ?」

と言った瞬間、

「ママ大丈夫?」

と子供達から声がかかります。「

「うん。大丈夫だよ」

と答えたのですが、全然大丈夫ではありません。
アクセルを踏み込んでみても氷の上で空回りを続けるだけなのです。

少し冷静になって周りを見てみると、右側はガードレールがあり
その向こうは斜面となっています。

左側は山側で側溝はありません。

幸いにも車は山側すれすれで止まっています。

「右側に滑らなければ車が下に落ちる事はない」

と自分に言い聞かせる様に心の中で考えました。

まず子供達を車から降ろし、日差しが差し込むカーブの先が
どうなっているか偵察に向かわせました。

子供達には危険な場面と、焦っている姿を見せたくなかったのです。


スリップした運転をしてる車をコントロールを失うと背筋が凍りました

子供達の姿が見えなくなった私は急いで車から降り、
タイヤの様子をのぞき込みます。

雪と氷の間で後輪が空回りし、黒く汚れたシャーベット状の
雪が辺り一面飛び散っています

これ以上アクセルをふかしてみてもさらに溝が深くなるだけです。
探し出した枝で後輪の周りの雪と氷をかき出す事にしました。

外気温は2、3℃くらいでしたが、必死で格闘して汗だくになりながら、
地面が見えるところまで雪をかき出しました。

何とか子供達が戻ってくるまでに車が動く状態になりました。
時間にすると10分もかからなかったと思います。

カーブの先はまだしばらく緩やかな坂道が続くようです。

でも日差しのおかげで雪は融けている様ですが、前進する事を諦めて、
バックギアに入れ、ブレーキをかけながら慎重に坂を下りることにしました。

何とか坂の下まで戻る事が出来ました。

子供達には平静を装いながら、内心は泣きそうなほどほっとしました。

反対側にも先生のご自宅につながる坂道があり、そちらの坂道は
除雪されていた為に無事にプレゼントのお届けも出来ました。

まだ生まれたての赤ちゃんを抱っこさせてもらい、子供達の顔を見比べながら

「危険な出来事や、事故に遭わずにみんなすくすく成長してほしい」

と心からそう思いました。

最後に

知らない雪道、判断の誤り、チェーンの不携帯などから、雪道の危険さを
思い知らされたある冬の日の休日でした。

子供達が乗ったまま右側の斜面に滑り落ちていたら…。と思うとぞっとします。

以上が伺った話です。

こういう感覚というものは一人でも肝を冷やす経験でしょうが、
子供にはそういう状態だったという事は親なら言いたくない。

それは想像でしかありませんが理解できるような気がします。

それでは、いかがでしたか?
スリップした運転をしてる車をコントロール出来ない時、子供たちは?
についてのまとました。
にぜひご参考にしてみて下さい 。

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