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こんにちは!みんな寒さに負けないように、高垣です。
この記事を読んで頂きありがとうございます。
今日は
「『易経』の第四卦「山水蒙」(さんすいもう)」暗さの象」
について私なりの見解を書いてみたいと思います。
『山水蒙(さんすいもう)』の基本解説
『山水蒙』は、易経六十四卦のうち第4番目の卦であり、その名が示す通り「蒙(もう)=蒙昧(もうまい)」「くらさ」「無知」「未熟」「幼さ」を象徴する卦です。卦象としては、上卦が「山(艮)」、下卦が「水(坎)」で構成されており、これは「山の麓に水がある」すなわち「山に入ろうとして霧や靄に包まれ、方向が定まらない状態」を象徴しています。
『蒙』とは、幼少期、教育、未熟、無知を意味します。つまり、物事の始まりにおいて、人は誰しも「無知」であり、その状態から脱するためには「導き=教育」「問うこと」「成長しようとする意志」が不可欠である、というメッセージを持っています。
卦辞は「蒙、亨。匪我求童蒙、童蒙求我。初筮告、再三瀆、瀆則不告。利貞。」と記されており、これを現代語で解釈すれば:
『蒙(もう)は通ず。童蒙が我に求め来るはよし。我より童蒙を求めるのはよくない。初めての占いは告げるが、二度三度問うてくるのは敬いがなければ告げない。貞しくあれば吉なり。』
これは「無知な者が自ら学ぼうとする意志を持って来ることは吉であり、指導者はその問いに答えるべきである。しかし、繰り返し問うことで誠意がなければ、神託も答えない」という、教育的かつ精神的な教えを持ちます。
また、構造的には「下に坎(困難・試練)、上に艮(止まる・守る)」があることから、「危険や試練の中で動こうとするが、上位の者がそれを止めてくれる、または導いてくれる」というメッセージも含まれています。つまり、自己の未熟さを知り、試練の中で「問うこと」「学ぶこと」を通じて人は成長していく。易経が人間の成長の物語であるとするならば、この『山水蒙』は、ちょうどその「子どもの時期」を示しており、心のあり方と指導者の姿勢を象徴しています。
この卦の哲学的含意としては、「人間には元々無知がある」「無知は罪ではなく、放置や驕りが問題である」「自ら学びに行く姿勢は最高の美徳である」「無知を恥じることより、学ばぬ姿勢を恥じよ」という精神性が通底しています。
『山水蒙』を実生活の7領域に応用する解説
ここでは、卦の象意を以下の7つの生活分野に具体的に当てはめて解釈します。
1. 恋愛・結婚
『山水蒙』の恋愛面では、「まだ相手のことを深く理解していない」段階を象徴します。恋の始まりで浮かれたり、憧れにとらわれたりして、相手の本質を見失いやすい時期です。学びと成長の過程と考え、自分から深く知ろうとする努力が必要です。
吉兆:素直に学ぶ姿勢を持てば、関係は深まる。
注意点:勝手な思い込み、幼い感情で突っ走ると破綻しやすい。
アドバイス:相手に学び、対話を通じて心を育てる関係を目指すべし。
2. 仕事・キャリア
この卦は「新人時代」や「転職直後」など、まだ仕事を完全に理解していない段階を示します。周囲に指導者がいれば助けを得やすいですが、自ら進んで学ぶ姿勢がなければ成長は遅れます。
吉兆:教えを乞うことに抵抗がなければ好転の兆し。
注意点:独りよがりの行動や無知のまま突っ走ると危険。
アドバイス:メンターを探し、素直に教えを請うことが出世の鍵。
3. 対人関係・人間関係
人間関係では、「誤解」や「未熟な接し方」が表に出やすいとき。まだ他者との距離感や言葉の使い方に不慣れな状態です。逆に言えば、相手の懐に飛び込む素直さが大事です。
吉兆:人に学ぶ姿勢を持てば、良き縁がつながる。
注意点:分かったつもりになる、批判を恐れると孤立。
アドバイス:恥を恐れず「教えてください」と言えるかが鍵。
4. 金運・経済
『蒙』は、投資や金銭に関しての「知識不足」「未熟」を意味します。この時期は無理な投資やギャンブルは厳禁。財に関して学び直すことが最優先です。
吉兆:学ぶ姿勢があれば、後に大きな財を得る可能性あり。
注意点:軽はずみな出費、情報不足からの損失。
アドバイス:お金の基本を学び直す良い時期。専門家の話を聞こう。
5. レジャー・趣味
新しい趣味や習い事を始めるのに良い時期。ただし、うまくできないことを恥じてすぐに辞めたくなる傾向もあります。「楽しみながら学ぶ」ことが最大のポイント。
吉兆:新しいことに挑戦することで人生の視野が広がる。
注意点:飽きやすさ、三日坊主の傾向。
アドバイス:初期のつまずきを恐れず、継続する意志を持つこと。
6. 健康・身体
体の変調に関しても、知識不足から対処を誤る可能性があります。自己流やネット情報だけで判断せず、医師などの専門家に早めに相談を。
吉兆:早めに学び、対策を取るなら大きな問題は避けられる。
注意点:過信と無知の組み合わせは非常に危険。
アドバイス:正しい知識と理解を得るため、勉強と相談を並行すべし。
7. 裏技的活用法
『山水蒙』は、「問う」こと、「教えを請う」こと自体が最大の開運法です。つまり、神仏への祈願というよりも、「優れた師や導きを得る」ことが運気を開く鍵です。謙虚に学ぶ姿勢がすべてを良き方向に導く。
吉兆:正しい先生を得られれば、一気に人生が好転する。
注意点:偽の教師(詐欺・自己流指導者)に注意。
アドバイス:本物を見極める力もまた、学ぶことから始まる。
『山水蒙』の六つの変爻による変化解説
各爻が動いたときの之卦と意味を以下に詳述します。
初爻(陽)→ 之卦『山火賁』
意味:まだ未熟で学ぶ姿勢はあるが、飾り立てる傾向あり。見た目に走らず本質を学ぶことが必要。
占断ポイント:学びの出発点。見せかけや虚栄に走らぬこと。
段階:人生の第一歩。基礎が試される。
二爻(陰)→ 之卦『風水渙』
意味:迷いが多く、学ぶ対象が定まらない。信頼できる師を見つけることで突破できる。
占断ポイント:導きを得ること。彷徨を止め、定点を持て。
段階:方向性に悩む時期。
三爻(陽)→ 之卦『天水訟』
意味:無知のまま突っ走り、人と対立しやすい。学びを軽視して衝突が起きやすい時期。
占断ポイント:謙虚さの欠如が障害を生む。
段階:過信による停滞期。
四爻(陰)→ 之卦『水地比』
意味:学びに目覚める時。ようやく師に出会い、心を開き始める。
占断ポイント:信頼できる人との出会いが開運の鍵。
段階:自我を捨てて初めて受容する時期。
五爻(陰)→ 之卦『水雷屯』
意味:真の師との出会い。成長の土台を固めるチャンス。
占断ポイント:良き指導を受けてこそ本領を発揮できる。
段階:学びの完成に向けた成熟期。
上爻(陽)→ 之卦『水天需』
意味:学びを完成させたが、次の行動に迷いが出ている。タイミングを待て。
占断ポイント:知識は得た。今は動くより待機の時。
段階:実践に出る前の静寂期。
『山水蒙』の象意のまとめ
『山水蒙』が出たとき、最も重要なのは「今、自分は学びの途中にいる」という自覚を持つことです。多くの人が、「わからないこと」を恥とし、分かったふりをします。しかしこの卦は、むしろ「わからないと認めること」が最大の美徳であると示しています。
相談者がこの卦を得たとき、現状は未熟・発展途上にある可能性が高く、焦りや迷いが強いはずです。しかし、無理に動かず、「学ぶ」「教えを請う」「基本に立ち返る」ことが最良の方策です。
実際のアドバイスとしては:
まず謙虚な姿勢を持ち、知識と経験を持つ人に相談する。
自己流を捨てて、体系だった知識を学ぶ場(講座・書籍など)を探す。
恥をかいてでも質問をする。繰り返し問うのではなく、誠意を持って問う。
盲点は「わかったつもりになること」。これが最大の停滞を生みます。
この卦は、人生における重要な問いを「今、あなたは本当に学ぼうとしているか?素直に教わろうとしているか?」と投げかけているのです。
それでは、いかがでしたか?
『易経』の第四卦「山水蒙」(さんすいもう)」暗さの象
についてのまとました。
にぜひご参考にしてみて下さい 。