『易経』の第二卦坤為地「(こんちい)」 の意味?「大地の母性」を象徴し、受容性、包容力、育成力という女性的な徳


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こんにちは!みんな家にいましょう、高垣です。
この記事を読んで頂きありがとうございます。

今日は

大地の母性」を象徴し、受容性、包容力、育成力という女性的な徳

坤為地について私なりの感想を書いてみたいと思います。

坤為地卦は「大地の母性」を象徴し、受容性、包容力、育成力という女性的な徳を表す易経の根本的な卦です。この卦は乾為天卦と対をなし、天の創造力に対して地の育成力を示し、協調と忍耐によって大きな成果を生み出すことを教えています。

現代社会においても、チームワーク、サポート役、母性的な愛情など、多くの場面で重要な指針となります。

基本的な卦の性質

卦の基本情報「失敗は、起こした子供が後始末をすればいい」と考える。

卦名: 坤為地(こんいち)
通称: 坤卦(こんか)
序卦: 第2番目
卦番: 02
五行: 土(厚徳載物)
季節: 晩夏から初秋(収穫と蓄積の時期)
方位: 南西(裏鬼門、母の方位)
時間: 未申の刻(午後1時~5時)

卦の構成と特徴

坤為地卦は六本すべてが陰爻(⚋⚋)で構成された純陰の卦です。これは易経64卦の中でも、乾為天卦(純陽)と対をなす最も基本的で重要な卦の一つです。

構成の特徴:

上卦:坤(地)
下卦:坤(地)
卦象:地上地下すべてが大地
性質:至柔、至静、包容、育成

この完全なる陰の性質は、決してネガティブなものではなく、すべてを受け入れ、育て、支える偉大な力を表現しています。

象徴的意味と構造

自然界での象徴

坤為地卦は文字通り「大地」そのものを象徴します。大地は黙々とすべてのものを支え、受け入れ、育成する存在です。種を蒔けば芽を出させ、根を張らせて大きく育てます。どんな重いものでも支え、どんな汚いものでも受け入れて浄化し、養分に変えてしまいます。

大地の特性:

・包容性: すべてを差別なく受け入れる
・支持性: あらゆるものを支える基盤となる
・育成性: 種から芽を出させ、成長させる
・持続性: 永続的に働き続ける
・謙譲性: 決して自分を誇らない

人間関係での象徴

坤為地卦は、母性的な愛情や女性的な徳を表現します。母親が子どもを無条件に受け入れ、育て、支えるように、この卦は献身的なサポートや奉仕の精神を象徴しています。
人間関係での特性:

・指導者を支える参謀や補佐
・家庭を支える母親や主婦
・チームを支えるサポート役
・後輩を育てる先輩や上司
・患者を癒やす看護師や介護士

心理的・精神的象徴

心理学的には、坤為地卦は受容的な心、包容力のある精神状態、他者への献身的な愛情を表します。これは自我を前面に出すのではなく、相手を立て、支えることで全体の調和を保つ智恵を示しています。

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卦辞の詳細解釈

原文と読み下し
原文: 坤、元亨利牝馬之貞。君子有攸往、先迷後得主、利。西南得朋、東北喪朋。安貞吉。
読み下し: 坤は、元いに亨(とお)りて牝馬(ひんば)の貞(ただ)しきに利(よろ)し。君子往く攸(ところ)有らば、先んずれば迷い、後(おく)るれば主を得て、利し。西南には朋を得、東北には朋を喪(うしな)う。貞に安んずれば吉なり。

卦辞の詳細解釈

「元亨利牝馬之貞」の解釈:

乾卦の「元亨利貞」に対して、坤卦では「牝馬之貞」が加わります。牝馬(雌馬)は従順でありながら力強く、主人に忠実に従って長距離を走り抜ける能力を持ちます。これは、リーダーではなくサポート役として最高の力を発揮することの価値を示しています。

「先迷後得主利」の解釈:

先頭に立とうとすると道に迷うが、後について行けば主人を得て利益がある、という意味です。これは坤の本質的な性格を表しており、主導権を握ろうとするのではなく、優れたリーダーを支えることで最大の成果を上げることができることを教えています。

「西南得朋、東北喪朋」の解釈:

西南は坤の方位であり、同類の仲間を得ることを意味します。東北は艮(山)の方位であり、性質の異なる相手との関係では困難が生じることを示唆しています。自分と相性の良い人々と協力することの重要性を教えています。

「安貞吉」の解釈:

正しい道に安住すれば吉である、という意味です。坤の本質である受容性と献身性を保ち続けることで、必ず良い結果が得られることを保証しています。

象辞の深意

大象辞

原文: 地勢坤、君子以厚德載物。
読み下し: 地の勢い坤なり。君子以て厚き德もて物を載(の)す。
象辞の深い意味
大地の勢いは坤(従順)である。君子はこれを見て、厚い徳をもってすべてのものを載せ支えることを学ぶ、という意味です。
この象辞は、坤卦の最も重要な教訓を表現しています。大地がどんなものでも差別なく支えるように、理想的な人格者は厚い徳によってすべての人や物事を支え、受け入れるべきだということです。


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まとめ

坤為地卦は、現代社会においてますます重要性を増している「協調性」「包容力」「持続性」という価値観を体現した卦です。個人主義が強調される現代だからこそ、他者を支え、全体の調和を保つ坤の智恵が重要な意味を持ちます。

この卦の教えは、決して受動的で消極的な生き方を推奨するものではありません。

むしろ、真の強さとは他者を支える力であり、真の成功とは全体が向上することである、という積極的なメッセージを含んでいます。大地が黙々とすべてのものを支えているように、私たちも日常の中で他者を支え、育て、包み込むことで、社会全体の発展に貢献することができます。

坤為地卦の本質は「包容力による社会貢献」にあります。大地のように黙々と他者を支え、育て、包み込むことで、個人の成長と社会の発展の両方を実現できることを教えています。現代社会において、この古典的な智恵は協調性とチームワークの重要性として新たな光を放ち、私たちの人生に深い意味と充実感をもたらしてくれます。

それでは、いかがでしたか?

『易経』の第二卦坤為地「(こんちい)」 の意味?「大地の母性」を象徴し、受容性、包容力、育成力という女性的な徳についてのまとました。
にぜひご参考にしてみて下さい 。

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